ICTの関係では、データベース管理システムに関するセクションがガイドラインに追加された(G-Ⅱ.3.6.4)。内容的には、コンピュータプログラムに関する特許の考え方と同じ考え方であり、特別目新しいものではないと思われるが、掲載されている例を紹介する。
(発明の技術的特徴として考慮される例)
・データベース管理システムの内部機能の特徴を規定すること
・構造化されたクエリの実行を必要とされるコンピュータリソース(CPU、メインメモリ、ハードディスク等)に関して最適化すること
(発明の技術的特徴とはならない例)
・保存される認知情報のみで定義されるデータ構造
・言語分析をコンピュータで自動的に行えるように、言語的考察を数学的モデルに変換すること
・ある用語が別の用語と意味が似ている確率を共起頻度の分析により計算する数学的モデル
(参考URL)
https://www.epo.org/law-practice/legal-texts/html/guidelines/e/g_ii_3_6_4.htm
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