審査基準に触れたことがない人には難しい内容を何とかわかりやすく親しみやすいものにしようという苦労がうかがい知れる。拍手!
2021年4月5日月曜日
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[裁判例]先使用権についての裁判例(知財高裁令和3年(ネ)10086号)
パナソニックが遠藤照明を特許権侵害で訴えた事件の控訴審である。ここでは先使用権の判断を取り上げる。 特許はLEDランプに関する発明である。LEDランプの中には複数のLEDチップが内蔵されている。LEDは放射角が比較的狭いので筐体を透過するLEDの光の輝度差が生じ、ユーザに光の...
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備忘メモ: 日本ライセンス協会のワーキンググループでの学び ・IPRにおけるクレーム解釈 IPRが請求されるとPTABは、請求人の主張が認められる合理的な可能性があるかどうかを判断し、可能性ありの場合に審理開始の決定を行う(米国特許法314条(a))。 この際のクレーム解釈と...
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発明の名称を「有料自動機の制御システム」とする特許にかかる無効審判の審決取消訴訟である。有料自動機というのは具体的にコインランドリーのことであり、発明はその制御システムである。 発明の課題は、多数の有料自動機が複数箇所に分散して設置されている場合であっても各設置場所を巡回する...
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