2020年3月9日月曜日

AIの学習データを保護 特許庁、21年法改正めざす  ~日本経済新聞~


日本経済新聞によれば、
「特許庁はAI開発や3Dプリンターでの革新的な製造に欠かせないデータ群である「データセット」を差し止めが可能な対象に加える方針だ。「特徴ある方法で生み出したデータ」などを保護対象に含める方向で、2021年の特許法改正をめざす。」
とのこと。
データセットは、ディープラーニングにおいて、学習済みモデルの精度に影響を与える大きなファクターである。これを特許で保護できれば、画期的である。
しかし、「特徴ある方法で生み出したデータ」ということであれば、現行法下でも、「特徴ある方法」は特許の対象であり、それによって生産されたデータもまた保護の対象となるわけだから、今とそんなに変わらない気がする。
どのような切り口でデータセットを保護対象とするのか、興味深い。世界に例を見ない試みに期待したい。

0 件のコメント:

コメントを投稿

方法発明の間接侵害が否定された例(令和6年(ワ)第70583号)

  液晶キーボードのキーの背景画像を着せ替える方法に関する特許を有する原告らが、文字入力キーボードアプリ「Simeji」を製造販売するバイドゥ株式会社を訴えた事件である(東京地裁民事第46部・令和8年4月15日判決)。実際に本件各発明に係る方法を使用するのは、被告製品をインストー...