AIの学習データを保護 特許庁、21年法改正めざす ~日本経済新聞~
日本経済新聞によれば、
「特許庁はAI開発や3Dプリンターでの革新的な製造に欠かせないデータ群である「データセット」を差し止めが可能な対象に加える方針だ。「特徴ある方法で生み出したデータ」などを保護対象に含める方向で、2021年の特許法改正をめざす。」
とのこと。
データセットは、ディープラーニングにおいて、学習済みモデルの精度に影響を与える大きなファクターである。これを特許で保護できれば、画期的である。
しかし、「特徴ある方法で生み出したデータ」ということであれば、現行法下でも、「特徴ある方法」は特許の対象であり、それによって生産されたデータもまた保護の対象となるわけだから、今とそんなに変わらない気がする。
どのような切り口でデータセットを保護対象とするのか、興味深い。世界に例を見ない試みに期待したい。
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